エロブロガーのあかりんごです。
今回は、
女性の性欲と男性の性欲どっちが強いの？
という質問に答えていこうと思います。
こんな声をよく聞きます。
この疑問、
そもそも抱くこと自体間違っていると思います。
女性には性欲がない、男性には性欲があるという前提があっての質問だと思いませんか？
こんな疑問を持つ人に対して、
男性と女性の性欲の強さは同じ！(そもそも比較できない)
という答えを理由と合わせて紹介していきます。
そもそも性欲が強いとは？
性欲が強いと言うと何を意味しますか？
おそらく
セックスをしたがる人のことを示すのではないでしょうか？
この表現が曖昧ですよね。
セックスをしたがる人は、セックスの何を求めているのでしょうか？
射精することで、快感を得ること？
オーガズムを感じること？
おそらく、多くの男性がセックスに求める事は快楽だと思います。
生物学的に、より多くの子孫を残すために必要なプログラムなので自然な事です。
一方で女性はどうでしょうか？
セックスに快楽だけを求める人は、そんなに多くないと思います。
セックスの先にある、充足感や相手に愛されている幸福感を求める人が多いです。
これも生物学的には自然な事です。愛されることは、将来的に優秀なオスが自分の側に居続けることを意味します。それは、自分や自分の子供を安全に育てる事につながるので、メスにとっては重要な事です。
このように、セックスをする事に対しての意味合い、セックスに求めるモノが男女で違うので、単純に性欲の比較はできないのです。
と言った時に、
- 単純に食べる量がすごいのか
- 美味しい食べ物のためにどこへでも行くグルメな人なのか
がどっちなのか、わからないのと一緒です。
行きずりのセックスを望むのは男性？
女性と男性ではセックスに求めるモノが違うので、単純に性欲の強さを比べる事はできないと述べました。
では、セックスで得られる快感に対して男性と女性ではどちらが貪欲なのでしょうか？
こんな面白い実験があります。
フロリダ州立大学のキャンパスで、魅力的な学部生(ボランティア)が友好的な異性の学生に近寄ってこう、誘います。
こんにちは。
最近君のことをよく見かけて、とても素敵だと思ってたんだ。
よかったら今晩一緒に寝ませんか？(セックスしませんか？)
この誘いに対して、
75%の男子学生がYESでした。
一方で、誘いに乗った女子学生は1人もいなかったそうです。
この実験の結果が意味するのは
セックスの見返りに何も得られないならば、女性はセックスをしないこと
ほとんどの男性は行きずりのセックスでも誘いに乗ること
女性には、セックスの先に妊娠(と言うリスク)があるから、何かしらの見返りがないとセックスしないのはごく当たり前の結果だとも思います。
セックスにかける時間の差が性欲の強さ？
セックスにかける時間が性欲の強さを表すならば、男性よりも女性の方が性欲が強いと言えます。
男性は1回射精する＝イクと再起するまで時間がかかりますよね。(中には、すぐに元気になる殿方もいるけど)
しかし女性はオルガズムの後でもセックスし続けることが可能です。
この違いのおかげで
といった悩みが生まれるわけです。
この違いも生物学的に意味があることです。
オスは、短時間のセックスで沢山のメスと交わり、より多くの子孫を残すようにしているのです。
メスは、自分の認めたオス(自分や子供の生活の安定を約束してくれる)の優秀な遺伝子の子供を孕むために、セックスに時間をかけるのです。
このように、オス・メスが分業することで人間はここまで増えることができたわけです。
なので、単純に女性のセックスに求める時間が長いから、性欲が強いと言う表現は間違っているわけです。
まとめ
男性と女性の性欲、結局どっちが強いの？
と言う疑問に対して
どっちもどっち！であるという答えで納得してもらえたでしょうか。
人間の体は、誕生してから20万年間進化したり、変わったりしていません。
性機能も20万年前から変わっていないのです。
つまり、20万年前から男女のセックスという行為は変わらないということです。
男女の性欲を比較するためには、セックスの本来の意味を理解する必要があると思い、生物学的なお話を混ぜてみました。
今回、参考図書として性の進化論という本を使いました。
人間本来の性について進化論という観点から書いている面白い本です。
いかに女性の性欲についてフタをしてきたか、びっくりしたのでまた次の記事にでも書く事にします。
それでは！
